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あらすじ・スタッフ
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仙台・松島湾に榎本率いる旧幕府艦隊が入港する。仙台城では、奥羽越列藩同盟の諸藩の代表者が集まり軍議が開かれていた。しかし、新政府軍の猛攻の前に、彼らの戦意は阻喪明らかに及び腰だ。そんな態度に業を煮やした土方は憤慨し席を蹴る。その姿を、胸に一物の蒼鉄が見やる。
「我が軍には、荒事の似合う歌舞伎者が欲しいのです…」
一方、東照宮にて見つけたもう一本の月涙刀に自らが選ばれたと確信した赫乃丈は、耀次郎との運命を再認識し始める。だが、耀次郎はそんな彼女を冷たく引き離そうとするのだった…。