幕末機関説 いろはにほへと 幕末機関説 いろはにほへと
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 第十二話「龍馬之言伝」
第十二話 第十二話
蒼鉄が書き起こした新作芝居は、二千年もの永きに渡り繰り広げられてきた「覇者の首」と「永遠の刺客」との死闘の物語であった。江戸の地でも評判となる一座の舞台。
品川の地で耀次郎に再会した赫乃丈は、おりょうから託された坂本龍馬の言葉を伝える。龍馬を護れなかったことを今も悔いる耀次郎に明かされる真実…。そのとき、「月涙刀」が「覇者の首」の魔力を探知する。薩摩屋敷より「首」を持ち去った蒼鉄を追う神無も駆けつけ、耀次郎、神無、蒼鉄の三人が再びまみえる!

「各々が役割、しかと見届けた。されば、もう一筆加えて……」

戯作者・蒼鉄が描く筋書きや、いかに…!?
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