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あらすじ・スタッフ
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慶応四年五月十五日、未明。上野・寛永寺において遂に、彰義隊と東征軍とがぶつかり合う! 戦場に向かおうとする沖田を必死に食い止めようとする耀次郎。
その頃、東征軍の新型兵器と共に、おりょうもまた江戸へと辿り着く。戦火に煙る上野山を見上げ、嘆くおりょう。
「早すぎたよ、龍さん。龍さんが生きていたら、こんなことには…!」
降りしきる雨の中、死に場所を求め虚ろに揺れる沖田の視線の向こうで、怪しい黒猫が死を誘うかのように、不気味に鳴くのだった…。