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いろはにほへと設定紀行

第6回 続・殺陣について、そして武器について

神無の拳銃(レミントン・アーミー)
神無とレミントン・アーミー
隻眼のガンマン、神無左京之介が愛用している拳銃。幕末当時、アメリカでは南北戦争時代にあたり、コルトと並ぶ名銃として勇名を馳せました。
当時の拳銃はパーカッションと呼ばれる装填方式で、「弾丸」「装薬(火薬)」「雷管」と分けられた実包を順番に詰めていくものでした。しかし、発射時の火力などで薬莢が焼きつくことなどもあり、装填は容易な物ではありませんでした。その装填のタイムラグをなくすために考えられたのが、この「レミントン・アーミー」で、神無はさらにタイムロスを防ぐために、2丁の銃を愛用しています。
レミントン・アーミー
(1) ローディング・レバーを下げる。
レミントン・アーミー
(2)シリンダーピンを外せば、シリンダーごと交換することができる。

神無が「拳銃使い」という設定になった経緯について、キャラクターの生みの親である宮下氏に尋ねたところ、「刀の敵じゃワンパターンなので目先を変えて、西部劇のガンマン風、くらいのリクエストを(コザキ氏に)したはず。といっても、マカロニウエスタン風の汚れた感じではなく、貴族風というか、ワイアットアープが正装した時のようないでたちで、とかだったような」との談。
秋月VS神無
耀次郎とは幾度と無く壮絶な戦いを繰り広げた。
レミントン・デリンジャー
神無の隠し武器「レミントン・デリンジャー」手のひらに収まるほどの小型拳銃。


蒼鉄の太刀

蒼鉄と太刀
理論派であり、現実主義者でもあった蒼鉄の武器は、彼の性格を象徴する武器として設定されています。論理的な蒼鉄が考える「武士道」とは、より「実戦的」なものだったのではないか? 我々は、耀次郎の武士道とは違う形で研ぎ澄まされた「蒼鉄なりの武士道」を描こうと、殺陣考証の牧氏の協力の下、当時としてはありえない、けれども実戦としては「あり得る」、蒼鉄の太刀を描き出しました。
刀身は短く、振り回しやすい長さ。返り血で濡れても決して「握り」が滑らないようにグリップが施された柄。しかも、そこには鮫皮が張られ、更に手が滑りにくくしてあります。
蒼鉄VS山岡鉄舟
実戦的剣術として、古流剣術の流れを組む蒼鉄の構え。
蒼鉄VS山岡鉄舟
その実力は剣豪・山岡鉄舟をも凌いだ。

最終話においては、彼の独創的なアイデアで、その刀は「長刀(なぎなた)」として、耀次郎と互角の戦いを演じきりました。
蒼鉄
■他にも…
本作に登場したキャラクターたちは、一座のメンバーをはじめ、すべて個性豊かなキャラクターたちだったので、武器もそれぞれの体格や性格に合わせて設定してあります。
本当はすべてをここで紹介したいのですが、この続きはいずれ公式ブログ(http://blog.livedoor.jp/irohablog/)の方で補足していきたいと思います。そちらも是非チェックしてみてください。

さて、次回更新がいよいよ「いろはにほへと設定紀行」最終回となりますが、コザキ氏のインタビューも含めて、「キャラクターについて」の解説をさせていただきたいと思っております。
皆様、乞うご期待ください!
 
(文/設定制作 関口敦彦)


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