|美術紹介|
小道具紹介
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徳川幕府が文久二年(1862)にオランダに発注したスクリュー推進、三本マストのシップリング型フリューゲート蒸気艦。当時、幕府最大の軍艦であった。砲身にライフルを刻んだ最新鋭の大砲を搭載。慶応三年(1867)五月二十日に引き渡され、幕府艦隊の実質的な旗艦となった。鳥羽伏見の戦いで破れた将軍・徳川慶喜が江戸に逃げ帰る際には乗艦となっている。