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魔城五稜郭内部に突入した耀次郎。だが、そこに待ち受けていたのは守霊鬼と化した旧幕府軍の兵士たちの群れと、今や「覇者の首」の守り刀となった赫乃丈の姿であった。
ふたつの月涙刀が、その雌雄を掛けて、今、三度相見える!
「永遠の刺客」としての宿命(さだめ)をまっとうせんと決意した耀次郎は、赫乃丈との一騎打ちに臨む!
「彼の者再びあいまみえし時あらば、一刀の下に斬り捨てる所存にて候…!!」
ふたりの「永遠の刺客」の戦いを、冷ややかに見据える蒼鉄の視線。
彼の者が望む世界の完成の瞬間(とき)が刻一刻と迫っていた――! |
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